名刺の規格サイズの大きさは?関西では9号?

名刺には一般的に使用される規格サイズがありますが、地域で呼び方が異なっていたり、mm数で指定する場合やピクセル数で指定する場合があったりと何かと複雑で困惑してしまう人も多いです。そこで、この記事では名刺のサイズについて、呼び方やピクセルの説明なども含めてご紹介します。

新しく名刺を作ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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「大阪9号」って何mm?

関西に転勤などで行った時、名刺サイズの呼び方で困惑したことがある方は多いかもしれません。一般的に使用されている名刺の寸法は、91mm×55mmです。これを関東では「東京4号」と呼び、関西では「大阪9号」と呼びます。

実は呼び方が異なるだけで、サイズは全く一緒です。これを知らずに、転勤した際などに名刺サイズがわからなくて困惑してしまったり、間違えたサイズの名刺を注文してしまう人が多くいます。関東では4号、関西では9号になることを覚えておくといざという時に困らなくて済むでしょう。

91mm×55mmが一般的なサイズ規格ではありますが、法律で決められているわけではありません。個性を出したい場合にはサイズや形を変化させるのも一つの方法です。

91mm×55mmが良い理由

個性を出したい場合にはサイズや形を変えるのも有効と前述しましたが、あくまで「どうしても個性を出したい場合」です。職種によっては、何よりも自分の個性を出して相手に覚えてもらうことが重要なシーンもあります。

その場合は変形サイズの名刺を使用した方が効果的な場合もありますが、基本的なビジネスシーンでは91mm×55mmの一般的なサイズ規格のものを使用することをおすすめします。その理由は、市販の名刺用紙や名刺ホルダー、名刺入れなどのほとんどの名刺に関わる製品が規格サイズに沿って作られているからです。

規格より大きい名刺や変形した名刺をもらっても、ホルダーや名刺入れに入らなければ管理に困ってしまいます。名刺を渡す相手に面倒をかけないためにも、91mm×55mmの名刺を用意した方が良いと言えるでしょう。

また、管理しづらい名刺は最悪の場合捨てられてしまう可能性もあるので、ビジネスチャンスを逃してしまう事態にもなりかねません。さらに、規格外の名刺は通常よりも印刷コストがかかってしまうので、自分のためにも規格外の名刺サイズは避けましょう。

サイズを変えなくても、素材やデザインで個性を出すことはできます。スケルトン素材でお洒落で目立つ名刺にしたり、木目調の用紙を使ってあたたかみのある名刺にすることもできます。デザインがシンプルでも用紙の素材でグッと個性を出すことができるので、名刺を自作する際には用紙の素材についても吟味してみることをおすすめします。

また、デザインに関しても、SNS風のデザインの名刺にしたり、絵本のようなデザインにしたりと名刺で表現できることは無限大です。自分の職種やアピールしたいことなどを踏まえて、個性的な名刺にチャレンジしてみてください。

ピクセルについて

名刺を作成する際、業者に全部お任せする方法もあれば、自分自身でデザインをして印刷だけを依頼する方法もあります。Illustratorなどのイラストツールであればサイズはmm単位で指定できるので、91mm×55mmを覚えておけば問題ありませんが、PhotoshopやExcelを使用して名刺をデザインする場合、ピクセルでサイズを指定しなければなりません。

ピクセルとは画素とも呼ばれるもので、コンピューターで画像を扱う時の色情報を持つ最小の要素のことを指します。mmやcmのような単純な長さを表す単位ではないので、「名刺のサイズ規格は○○ピクセルです」とここで断言することはできません。

実際にネットで名刺のピクセル数について調べると、複数の全く違った数字がヒットします。というのも、ピクセルには解像度(dpi)という概念があります。解像度とは1インチあたりのピクセルの数のことを指し、単位はdpi(dots per inchの略)で表記されます。

解像度が高いと画素数が多くなるので鮮明な画像になり、解像度が低いと粗くて見えづらい画像になります。ピクセルで作成したデータを業者に印刷してもらう場合は、解像度がある程度指定されていることが多く、ほとんどの業者で最低でも350dpi必要になります。

350dpiで91mm×55mmの名刺を作りたい場合、必要なピクセル数は1254×758ピクセルです。ネットでサイズと解像度を指定すると、ピクセル数を計算してくれるサイトがあります。ピクセル数を覚えておくのは大変なので、こういったサイトを利用すると便利です。

女性に人気の小さめサイズ

規格外のサイズの名刺は相手にも迷惑になってしまうと前述しましたが、49mm×85mmの名刺3号と呼ばれる小さめのサイズなら名刺管理で相手を困らせないでしょう。このサイズの名刺は「女性名刺」とも呼ばれ、小さくて扱いやすく女性に人気があります。

規格サイズよりも小さめなので、通常の名刺入れや名刺ホルダーで管理できる上に財布のカードポケットやカードケースにもすんなり入れることができます。印刷会社に注文する時に、角が丸くなった加工がオプションでつけられたり、名刺3号にはデフォルトでつけられていたりします。

より女性らしい柔らかな印象の名刺になるので、ぜひ女性におすすめしたい名刺サイズです。

二つ折りや三つ折りで個性を出す!

大きいサイズの名刺を作りたいけれど、相手に迷惑はかけたくない!という人におすすめなのが、二つ折り名刺と三つ折り名刺です。二つ折り、三つ折りすることで規格サイズと同じ寸法にすることができます。これなら、通常の名刺ホルダーや名刺入れで管理できるので、どうしても大きいサイズの名刺を作りたい人にはもってこいです。

この名刺のメリットは、情報を大量に載せられることです。そのため、サービス業をしていて店舗の情報やサービス内容を詳細に載せたい人にもおすすめです。パンフレットやチラシ広告といった使い方もできるので、商談用に自分自身のシンプルな名刺とお客さんに配布する用にお店を宣伝するための二つ折り名刺を使い分けると良いでしょう。

載せたい情報がたくさんあっても、文字や画像を詰め込みすぎてしまうと文字が潰れてしまったり、文字が小さすぎたりして読みづらい名刺になってしまいます。電話番号や住所など、特に重要な情報が埋もれてしまう可能性もあるので、載せる情報は取捨選択して、なるべくスッキリとしたデザインにしましょう。